浄水工

水泳プールの安全管理と水質保全について

はじめに

 浄水工では、遊泳者にとって快適で衛生的な水を作ることを指標とし、優れた装置の普及と良いアフターサービスの提供を使命として歩んでおります。
 浄水工の事業計画といたしましては、全国で3万を越える公立学校プールでの安全管理をめざすPR文章を、財団法人日本水泳連盟殿からの本主旨へのご賛同とご支援をいただき、全国の教育委員会並びに体育施設担当者に配布して安全管理と水質保全の啓蒙活動を実施しています。

1.水泳プール浄化装置の正しい維持管理

 プールの水質は浄化装置の正常な運転によって保証されます。
 シーズン前の点検整備は、浄化装置の維持管理上極めて重要なので、所定の点検箇所を適確にチェックしなければなりません。これを、専門知識に乏しい業者にまかせると、運転開始後トラブルが発生する場合もあります。
 大切な整備は(財)日本水泳連盟推薦メーカーである浄水工会員およびその代行店による純正部品を使用した正規の保守点検サービスを、是非ご利用下さるようおすすめします。浄水工会員は点検終了後詳細な点検報告書を提出いたします。
 シーズン中の運転管理は、取扱説明書に従って正しく行い、1日1回以上浄化装置の状況を点検して正常運転を確認して下さい。日常と異なった現象が起きましたら、ろ過機に貼付してあるメーカーのネームプレートまたは取扱説明書を見て、直接電話でお尋ね下さい。

2.人身事故防止について

  1. 吸込口事故防止のため、プール使用開始前迄には必ず排水口及び循環水の取り入れ口に頑固な格子鉄蓋や金網がボルト等で固定されていること。
  2. 飛び込み時の人身事故防止のため、プールの水深や児童の水泳能力に応じた段階的指導が必要です。
  3. 薬品類の事故防止のため、絶対に薬品を直接混合しないで下さい。
    • 無機薬品(例:次亜塩素酸ナトリウム)と有機薬品(例:塩素化イソシアヌル酸)を混合しないで下さい。有毒ガスが発生して危険です。
    • 滅菌剤と凝集剤(PAC:ポリ塩化アルミニウム)を混合しないで下さい。

3.残留塩素とpH管理

 水泳プールの水質基準には残留塩素とpH(水素イオン濃度)の規定があり、施設保全のためにプール水は常に水質基準値内を保つべきです。残留塩素とpHは簡易測定器で手軽に測定でき、その結果を必ず記録して下さい。
 pH5以下の酸性に傾くと浄化装置や配管を腐蝕させるおそれがあるので中和剤の投入や充分な補給水を入れて中性に戻さなければなりません。

4.節水対策

  1. 補給水量の把握、量水器の数値を記録してください。
  2. 正しいメンテナンスを行い、浄化装置の性能を十分発揮させてください。
  3. プール利用者がいない状態でプールの水位が下がっている場合には漏水の可能性があります。
 異常渇水による給水制限のためプールの使用が一時中止された場合には、解除の日までプールの水質を良好な状態に保つために、浄化装置は平常と同様に運転を続け、滅菌剤の使用とpH調整を行い藻の発生や汚染の進行を防がねばなりません。

水泳プールの安全管理と水質保全に関する本文の主旨に賛同し、これを支援します。
          
公益財団法人 日本水泳連盟


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